女性にとってドレスは大切です。
結婚式場の経営者を対照とした「ブライダル産業フェア」に出掛けました。結婚式はあまり産業としては活気が無いようで、この見本市でも出店者が減少しい、来場者も少なくなってます。小子化により挙式回数が減少しているのと、ジミ婚により結婚式に金をかけなくなったせいでしょう。しかし、一生に一度、という殺し文句で顧客(新郎新婦のこと)から費用を巻き上げようとする業界なのですから、あの手この手で新商品を開発しています。
結婚式といえば新婦の衣装です。一生に一度のために豪華な貸衣装が用意されていて、それを選ぶのが女性の楽しみのようです。今年の新作は十二単で、某貸衣装店がデモンストレーションをしていました。こんなに重い衣装を着て楽しいか楽しくないのかは女性心理なのでしょうか。なお、この十二単は1回の借り出しに数十万円がかかるとのこと。
会場のあちこちではウエディングドレスを着たモデルさんが見かけられました。一般の女性がドレスを着用するのは一回だけかもしれませんが、モデルさん達はいつものことですから慣れてます。三段目の写真はアメリカからの直輸入のドレスなんだそうで、毎年デザインが違った新作が発表されるのだそうです。四段目の写真はドレスを売る企業ではなく、ドレスを着た女性の肩などに貼り付ける装飾用のビーズなどを販売する企業です。五段目の写真ではお歳を召した花嫁姿ですが、この人は和歌山の梅干し会社の社長なんだそうです。引き出物の梅干しを宣伝するためにドレスをご着用してるのだそうですが、本人も楽しんでいました。昼どきになると、先程までドレスを着ていたモデルが弁当を食べてました。こんな姿を撮影されたくない雰囲気がありありでした。
2012年7月18日