毎度の文具紙製品展ですが、大きくもならず、小さくもなりません。
コンピューター化社会になっても文具は会社の必需品でしょう。
オフィス用品の見本市である、文具・紙展に出掛けてきました。今年は、オフィスの情報漏洩防止のためのオフィスセキュリティ展とオフィスで使用する機械のオフィス機器展が併設されてました。最近では企業から名簿などの情報漏洩事件が何度も報道されています。このため、パソコンなどを利用した入場者制限やファイル管理などの機器が多数出品されてました。ノートやボールペンなどの消耗品を含むオフィス用品や機器は会社があるかぎり必需品で、文具・紙展では毎度のように展示されてます。これからコンピューター社会になっても無くなることはないでしょう。この見本市の規模は毎年変わらず、それだけ根強い需要があるからではないでしょうか。
出品物で面白かったのは二段目、三段目の写真にある重要書類の処理装置です。重要書類はシュレッダーで切断しますが、その後の紙屑の処理が大変です。シュレッダーで切断した後の紙屑は嵩が張り、大きな容積となります。この機械はシュレッダーと圧縮機を一体化させたもので、重要書類を投入するとシュレッダーで細かく切断され、次いで圧縮機で押しつぶされて円筒形のペレットに加工します。ペレットは三段目の写真にあるように、ウンチのように出てきます。この形であれば容積が小さくなり、廃棄するのが簡単になります。なお、このペレットはそのまま焼却できるので、ストーブなどで燃やすことができるそうです。
2006年7月10日