初めて食べる食材なのでびっくり。
関東に住んでいる人は同じように感じるでしょう。
スーパーマーケットや食料品に向けて新しい食材を販売する企業のブースです。遠くから見ると紅色の中身に衣が付いた天ぷらで、一見すると海老の天ぷらのように思えました。食べてみると味は塩辛く、中身は紅生姜でした。ようするに生姜の天ぷらであり、この企業は、天ぷらの素材となる紅生姜を業務用のパックで販売するのが目的でした。
この「生姜の天ぷら」は関西の或る地域では昔から販売されていて、その辺りでは珍しい食品ではないそうです。地域性のあった食品を、この会社は全国向けに販売していこう、という計画なのです。
味もそっけもない辛いだけの天ぷらなんですが、箸休めや舌の切り替えのため、天ぷらと天ぷらの間に出しても面白いかもしれません。しかし、これだけで食事することはできないでしょう。
2007年3月17日