楽しい海外旅行が東京で実感できます。

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全世界の観光地が集まってます。
お土産がもらえ、イベントがあって楽しいばかりです。


 旅行博という見本市に出掛けてきました。この見本市は工業製品ではなく、旅行というサービスをテーマにしたものですが、このような種類の商談会もあるという取材です。
 この見本市の主な内容は、外国の政府観光局、飛行機会社、ホテル運営会社などが出店し、日本の旅行代理店に向けて日本人の旅行客を送り出して下さい、というものです。従って、外国にある現地オペレーター(バス、ホテル、ガイドの手配をする会社)と日本の旅行代理店が商談する場と言えます。外国の政府観光局では、一人でも多くの日本人観光客を誘致し、その国に外貨を落としていって欲しいので宣伝することになります。会期中の第一日目はこのような商談が行われるので、一般客の入場はできませんが、二日目と三日目は一般客も入場できます。世界の観光地のパンフレットや紹介があり、一日で多くの国の情報を集めることができます。しかし、大半の一般来場者は、都内にいて現地に出掛けたような気分になることで満足しているのではないかと思います。
 観光客を集めるための見本市であることから、飾りつけには凝った工夫がされてました。見本市の入口からして凝っていて、飛行場の搭乗ゲートを真似していました。一番目の写真は会場の入口で、これから飛行機に乗って海外に出掛ける雰囲気を出すため「出発」の文字の入ったゲートが組立てられていました。二段目の写真は見本市の入場券を発行しているカウンターで、飛行場のチケット発券と同じようなデザインになってました。三段目の写真は見本市会場の手前のゲートで、飛行場にある本物の出国ゲートをそのまま真似したデザインとなってます。ゲートの横にはX線による手荷物検査装置も置かれてます。但し、この手荷物検査装置はベニヤ板でできた模造品で、中はガランドウでした。四段目の写真はさらに奥に設けられた案内板で、飛行場に設置された飛行機の出発予定ボードを真似したものでした。こんなデコレーションを見ていると、国内にいても何だか外国に出発したような気分になってきます。
 五段目の写真は、中近東にある航空会社が設置したブースで、本物のファーストクラスの座席とスチュワーデスを配置し、飛行機に乗ったような気分にさせてくれます。豪華な飛行機のサービスを表現しているようでした。
2007年9月17日