ごった煮のような出店者でした。

最初に説明したように、中小企業基盤整備機構が主催する「がんばるフォーラム」では、地方の特徴ある中小企業を選定しているため、会場内にはどうしてこんな企業が出店しているの？、と不思議に思われる企業もありました。出店されている各企業とも遊びではなく、真剣になって出店しているはずなのですが、会場内では浮いてしまうような存在でした。
一番目の写真は自動車学校のブースで、自動車免許を取得したい人を集めていました。人口が減少し、若者の自動車離れがあるため、どの自動車学校でも生徒の獲得は大変のようです。しかし、この自動車学校がどのようにしてがんばっているのか、がイマイチ理解できませんでした。二段目の写真は、ネットで注文できる印刷会社なのです。本社は鹿児島にあって、ネットで原稿を送付すると印刷物を宅急便で送ってくるのです。ここで宣伝するよりも、ホームページなどで告知した方が宣伝効果があると思われます。三段目の写真は、島根県岩見にある女性たちのグループで、地方での文化や暮らしを盛り上げていこう、という活動をしているのだそうです。しかし、食生活、住環境、衣料品などと幅広い内容のため、何を訴えたいのか理解できにくいものでした。四段目の写真は、静岡県にある建築会社のブースで、地元の観光に役立つ活動をしているのだそうです。地元の消え行く文化を建築によって回復していくとのことですが、どの程度の成果があったかは不明でした。
２０１４年３月１０日