木工の乳児・幼児用品なのですが、温かみのある商品でした。
『ベビー&シルバーショー』で見かけた個性的な企業です。全て木工による乳児・幼児用の用品を製造しています。デザインが個性的であり、木質を強調した商品だけを扱っています。価格は高いのですが、「わが社は年収八百万円以上の顧客しか購入しない商品を開発、販売していく。家具で安売りしているような企業とは逆の路線を歩んでいる」と説明されてました。どの商品も曲線などが微妙に他社商品と違い、機能的であって柔らかさを演出していました。キャラクターなどは一切使わず、商品そのものの価値で勝負していました。
三段目、四段目の写真は、商品の前にその商品を企画したデザイナーの写真と紹介文を展示してありました。契約したデザイナーにより企画していますよ、とアッピールしていました。建物や家具などではデザイナー名を前面に押し出している企業もありますが、乳児・幼児製品でこのようにデザイナーを押し出すことはまれです。これからは乳児・幼児製品にも独自性を押し出した商品を開発する企業が増えていって欲しいものです。
2007年11月17日