こんな商売もあるようです。しかし、ちゃんと商売として成立しているようです。
居酒屋でも二種類あって、店舗を保有して運営している店と、店舗やビルを借りて運営している店があります。自己所有の店舗では家賃がかかりませんが、賃貸の店舗では毎月の家賃が発生します。これが居酒屋を経営していくのには結構きついのです。家賃は毎月支払わなければならず、待ってくれません。しかし、お客が毎月同じ人数だけ必ず来店してくれるという保証は全くありません。売上げが少ない月に毎月決まった金額の家賃を払うのは居酒屋経営者にとって相当にきついことなのです。
そこで、この会社は賃貸契約の更新時期に、借主に代わって店舗所有者と家賃値下げの交渉をする代行業をしています。周辺の家賃の水準や店舗の売上げの成績などを材料として、店舗オーナーと交渉し、値下げを勝ち取るのだそうです。そんなことが可能か、とかんがえられますが、それなりのノウハウを持っているので実績もあるようです。広い面積の店舗を借りていたり、数店舗を同時に借りている居酒屋の経営者にとっては例え十パーセントの値下げであっても大きいものです。大きな物件になれば、年間数千万円から数億円の経費削減になるようです。こんな商売でも実績があれば成り立つようです。
2008年9月17日