国内初の見本市でした。

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出展者数は少なかったのですが、業界では初めてとのこと。


 日本で最初の「国際イベント総合展」というものにでかけてきました。イベントとあることから、大衆を集めて何かの共通する題目に合わせた催物を補助する会社が出店することになります。すると、見本市もイベントの範疇に含まれるため、この展示会は「見本市のための見本市」ということになりそうです。最初は見本市に関係する会社だけの出店かと思ったら、イベントという言葉の概念は極めて広いものであり、見本市だけではありませんでした。遊園地での遊具貸与から商店街、公共団体が主催する催物での会場設営まで、或いは大企業の社員研修の運営なども含まれて広い範囲に渡って仕事があるようです。外国、特にアメリカでかなり前から存在する業界であり、会場内で見た商品の多くは輸入物が目立っていました。沢山の人を集めて楽しくさせるという興行はアメリカの各地で行われているので、このような業界が発展したのでしょう。日本で言えば神社仏閣の縁日で営業する香具師といった概念に該当するでしょうか。そこがアメリカ的なので、このようなイベントにも専門の業者が進出しているみたいです。
 二段目、三段目の写真は、大がかりな商店街でのイベントなどに貸し出す遊具です。空気圧で膨らませると巨大な蛸のようになり、内部を駆け登って滑り台から降りることができるものです。アメリカ映画では、田舎の広場にこのような遊具が仮設され、子供を遊ばせるシーンが出てくることがあります。
 四段目の写真では移動できるメリーゴーランドであり、これも貸し出すための商品です。これら以外にも遊具が出ていましたが、いずれもアメリカ製でした。日本文化のあるような遊具もこれから製造されてもいいのではないかと思います。
 五段目の写真は見本市会場内でブースの回りに設置されるバナーです。段ボール製、ビニール製などの各種のものがあります。これらの構造については各社研究しているようで、組み立てやすく、目立つように工夫されていました。
2009年4月3日