感動するような商品に出会えることができました。
今年のビジネスサミットでは一段目の写真のような不思議な段ボール製の箱を見つけました。これは単なる紙箱なんですが、前側にスマートフォンを挿入できる隙間があり、後側には凸レンズが固定してあります。紙箱にスマートフォンを差し込み、レンズからスマートフォンの画面を眺めることができます。スマートフォンに或るアプリをインストールすると画面には360度の視野で仮想空間の動画を見ることができるのです。例えば、海外での風景を動画で流せば、あたかも現地に出掛けたような体験をすることができるのです。私も動画を観察しましたが、結構面白いものでした。
三段目、四段目の写真は、各種の小物に地図を印刷して販売する企業です。バッグやメモ帳、文房具類などに地図が描かれていました。本業は地図の作成であり、副業として商品化を行っているのだそうです。その商品群は数十種類以上ありました。1点や2点程度の少数の品数で地図を印刷した小物を販売している企業は時々みかけられるのですが、専門のカタログまで印刷して、地図だらけの商品を販売しているのは珍しいことです。地図マニアなら飛びつきそうな商品群でした。
五段目、六段目の写真はポチ入れです。封筒になったポチ袋は昔から見かけられますが、ポチ袋では紙幣や金券は入れることができても立体物は入れることができません。この会社は和紙をプレスして本体と蓋を作成し、本体と蓋を合わせることで箱を組み立てるのです。本体と箱の間に隙間ができて、その空間にプレゼントしたい物を入れて渡すことができるのです。プラスチックであれば簡単に製造できるのですが、和紙を使ったところが奥ゆかしいのです。和紙であるため文字を書き込めますし、軽くて柔らかい感触があり、高級感が出ます。大量には売れるとは思われませんが、貰った人は感激するでしょう。
2014年10月8日