何でも身体に良いということになると、世の中の食品の全てが含まれるのでは。
こうなると、毎日の食事を注意して方が身体にいいことになるのではないでしょうか。
健食原料展では色々な「健康に良い」とされる素材(原料)が出品されてました。こんな素材が健康にいいのかな、と素人の私は感じるのですが、それなりに成績表や分析結果なども提示されていて、真面目に商談が行われてました。昔から知られているようなローヤルゼリーや冬虫夏草のようなものではなく、どこにでもあるような素材が健康にいいのだそうです。こうなると、スーパーで売っている食品の全てが健康にいいということになりかねないのではないでしょうか。特定の素材のエキスが身体にいいということは理解できるのですが、素人では判断できかねます。
一段目と二段目の写真はシジミの貝殻から抽出した成分が肝臓にいいのだそうです。シジミの中身は肝臓に効果がある、というのは昔から聞くのですが、貝殻までも効くとは初耳でした。三段目と四段目の写真は、便通によく効くという水なんだそうです。中身は外山の深層海水を濾過したものなんですが、便通に効くのでしょうか。なお、薬効や効能については明記できなので、「うんちが出やすい」という表現になっているのに注意してみて下さい。五段目と六段目の写真は、体内から毒素を吸収する、という素材なんだそうです。その原料というのは、活性炭の一種なんだそうです。活性炭は竹などを蒸し焼きにして成形したもので、内部には無数の細かい穴があります。冷蔵庫の中に置いて匂いを吸収させる商品に良く使われてます。この素材(カプセルに入った活性炭)を飲み込むと、細かい穴に腸内の毒素が吸着されてスッキリとするんだそうです。「うーん、こんなことで毒素が吸着され、健康増進になるんだな」と感心して説明を聴いてきましたが。
2009年5月24日