スーパーなどで売られているマグロの生産者です。
ショーケースにミナミマグロを展示しているのは、オーストラリアから出店したマグロの畜養会社です。マグロの畜養は、オーストラリアと地中海が主な地域であり、この会社も日本に出荷しています。それで、今回は日本で宣伝のために本物のミナミマグロを持参して来たのです。
二段目の写真で左側に立っているのが、この畜養会社の社長なんだそうで、日本への輸出でだいぶ儲けたようです。現地で生け簀を保有する権利を持っていたので、この業界に参入したとのこと。
三段目の写真は、このブースで試食させているマグロの刺し身です。良く見ると、マグロのぶつ切りが大きいのです。他のブースでは申し訳程度に小さな切り身なのですが、ここでは居酒屋で出すような大きなものです。来場者が殺到して試食していました。日頃お世話になっている日本のお客さんに向けて、大盤振る舞いといったところです。この程度の分量を試食させても、商談成立すればさらに輸出が期待できる、と社長は考えたのかもしれません。
2009年7月28日