惣菜・弁当専門展

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惣菜の専門展である「ファベックス」の会場です。


 今週開催された『ファベックス2005』は、外食産業向けの惣菜、弁当の業務用食材の見本市である。食材専門の見本市としては、『国際食品・飲料展(フーデックス)』があるが、こちらの見本市は弁当店や惣菜店、飲食店向けの小規模なものである。皆様が街の弁当店、飲食店で注文されているほとんどの食材が出展されていた。
 ありとあらゆる種類の食材が見受けられ、それらは冷凍であったり、パック詰めであったりして、半加工した状態のものばかりである。味付けや調理が済んでいて、油で揚げるか加熱するかで直ぐに食べられるものばかりである。要するに、電子レンジやフライヤーがあれば誰でも美味しそうな惣菜を作ることができる。飲食店で注文すると、湯気を出した料理が美味しそうにテーブルに出されてくるのだが、実は調理された冷凍食品なのである。こんな料理まで冷凍食品か、と驚かされることもあります。飲食店の裏側を見るようであり、日頃食べている料理はこんな形で供給されているか、と想像するとガッカリする。なお、加工食品の特徴から、油で揚げる料理が目立ち、ハンバーガーのような脂肪が多い料理に偏ってます。冷凍食品を食べつづけると身体に良くないのでは。
2005年4月14日