食材ばかりではなく、加工が特殊で高価な商品も並んでました。

食品に関する見本市なのですが、同じ食べるものでも少し変わった商品も展示されてました。
一段目の写真は和歌山から出店してきた業者で、梅肉の加工品ばかりを展示してました。和歌山県は梅の産地で、高級な梅干しで有名です。この業者はその梅肉を加工した健康食品を出品しています。上段にある梅エキスやはちみつ梅エキスは珍しいものではありませんが、下段にある梅エキス粒は珍しいと思われます。和歌山でも製造している業者は少ないそうですが、その価格に驚かされます。薬ではないのですが、健康に良いということで毎日服用している人もいるとのことでした。
二段目の写真は、杉や檜から抽出したエキスを展示しているブースで、試飲してみたのですがそれ程木の香りもせず、水みたいなものでした。このエキスは１本が１週間分で、１本を飲むと花粉症が治る、とのことです。ただ、価格が１本８千５百円ということで、どれほど効果があるのか不明です。また、木のエキスをどのようにして抽出するのかは教えてくれませんでした。
三段目、四段目の写真はラズベリーの加工食品を専門に扱うメーカーのブースで、ジュース、ケーキなどに全てラズベリーを使ってました。ケーキを試食したのですが、とても強烈なラズベリーの香りと味がしました。これほど強いラズベリーの匂いのするケーキは初めてでした。問題はお値段で、四段目の写真にあるスポンジケーキ２本とジュース１本で２万円とのことでした。こうなると、高級贈答品で御歳暮にしか使われないかもしれません。
２０１５年９月１６日