ベビー&シルバーショーにでかけてきました。

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幼児と老人向けの見本市なのですが。
以前のような活気がなくなってきてます。


 タイトルの通り、幼児と老人を対象にした商品を展示する見本市です。要するに、幼児を乗せる乳母車、ベビーカーと老人が使用する歩行補助具(老人が歩くときに使う杖代わりの手押し車など)などの商品が主流です。元々は乳母車、三輪車を製造してたメーカーが出品していたのが、高齢者が多くなってきたので歩行補助具も展示するようになったみたいです。
 会場には幼児向けの乳母車では大手のコンビ(二段目の写真)やアップリカ(三段目の写真)は当然出店していました。会場内には四段目の写真にあるように幼児用の三輪車やベビーバギーがあちこちに展示されていていました。
 だが、会場の雰囲気が少しおかしいのです。五段目の写真にあるように、会場内にはあちこちに空きスペースがあって、出店者が例年の半分程度に落ち込んでいました。会場の敷地面積の三分の一位は出店者で埋まらず、このような休憩場所となっていました。この原因は、①小子化により業界の売上が減少した、②不況のために業界での売上が減少したため、出店料を払う企業が少なくなった、といった理由が挙げられます。しかし、一番の問題はこの見本市がマンネリ化したことと、類似する見本市が増えてきたことにあるのではないでしょうか。老人用の歩行補助具では、9月に開催された介護用品の見本市があり、こちらの方が集客力もあって出店者が極めて多いのです。例年は老人向けの商品が並ぶブースが多かったのですが、今年は数えることのできる程のブースでした。また、ベビー用品についても似たような見本市があって、メーカーはそちらに流れたのではないでしょうか。この見本市の主催者は、幼児用品を製造するメーカーの協同組合であり、少々固いとことです。民間により運営される見本市であれば、会場のスペースが空いたなら馴染みの企業に安く、或いは無料でスペースを貸し出して会場を盛り上げることもするのですが、協同組合であっては特定の企業を有利にさせることはできません。それでこのような会場作りになったのではないでしょうか。来年も開催するのであれば、出店者を多くして賑やかにする工夫が必要ではないでしょうか。
2009年10月16日