地方公共事業の減少で転業を余儀なくされてます。
今年の中小企業総合展で目立ったのは、「土建業者」「建築業者」の出店でした。この写真にあるのも或る建築会社でした。建築土木の業界では、公共事業が減少したことから仕事が減っています。地方の建築会社・土木会社では特に激しいようで、生き残るためには建築土木以外の業務を開拓しなければならなくなっています。
そこで地方の建築会社・土木会社は知恵を出して新商品を開発し、それを販売することで売上を立ち直らせようと必死のようです。会場内には新商品を並べた地方の建築会社・土木会社があちこちで見かけられました。だが、建築土木だけの業務を行っていたので、どのようにしたら売れる商品を開発することができるか、までは頭が回らないようです。
この会社では段ボールを利用した資料収納箱を展示していました。この商品を販売するのが本気かどうか不明ですが、このような収納箱は大手文具メーカーが多数種類販売していて新たに参入するのは問題が有りそうです。商品開発の最初の出だしから再考すべきではないでしょうか。
2009年12月3日