今まで眼を付けられなかったジャンルでした。

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マンガのテーマとしては異色なのです。
今まで誰も注意してみなかった業界をテーマにしたのです。


 溶接機器が展示されている会場内にはマンガ本が販売され、作者のサイン会が行われていました。「とろける鉄工所」というタイトルのマンガであり、マンガ雑誌に連載されているのだそうです。鉄工所という、どちらかと言えば灰色がかった職場をテーマにしたもので、マンガとしては異色なものでしょう。筆者の野村宗弘氏は、自らの鉄工所の溶接工の体験をマンガにしたのでした。
 今までのマンガでは、「課長島」のようにホワイトカラーの職場を舞台にしたものが多かったのですが、地味な鉄工所をテーマにしたのが珍しいのでしょう。私は知らなかったのですが、このマンガは溶接業界では有名なようで、この日はサインを求める人達の行列が続いていました。
2010年5月24日