今年も賑わってました

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生活に関連するのは重要でした。


 さまざまな食品を各種調理するための「食品機械工業展」に出掛けてきました。別名「FOOMA JAPAN」とも呼ばれていて、食品工場や給食センターなどの大規模な食品加工会社が使用する道具、機械が主体の見本市です。レストラン、ホテル、居酒屋などの小規模の飲食店が使用する道具、機械とは規模が大きくなり、来場者は食品製造会社やレストランチェーンの加工センターの社員がほとんどです。
 今回の見本市に出掛けたところ、来場者が多いのには驚かされました。先月でかけた環境展では、出店者が減少して来場者が少なく、会場内はガラガラでした。それに比べてこの見本市ではどこに行っても人だらけでした。これは日常生活にかかわる食品に関連しているからでしょう。不況になって収入が30%減少したとしても、毎日の食事を30%少なくする家庭はありません。3食を2食にする家庭もありません。食品は生活していく上で最低限必要な物資なのです。すると、国民に食料を供給する食品工場などでは、設備が古くなったり故障したりしたら、設備を更新あるいは修理しなければなりません。生産効率が悪い設備で食品を加工していたのでは、能率が悪いばかりか収益も出ません。こんな理由からこの見本市では例年通りの賑わいでした。
2010年7月9日