結婚式場の業者を対象とする「ブライダルショー」に出掛けてきました。いつ見ても華やかで楽しい見本市です。例年ならばギフト業者やアクセサリー業者が多いのですが、今年は出店者の半分近くが入れ代わっていて、初めて見る出品も見かけられました。見本市は出店者が何時も同じであっては活性化しません。時々出店者が変わってくれると毎年見学に行っても勉強になるのです。だが、余りにも入れ変わりが激しいと、見本市のテーマとそぐわなくなってくることも多いのですが。
二段目、三段目の写真はウエディングドレスを販売しているブースです。ウエディングドレスは以前はレンタルでしたが、最近は買い取りする傾向にあります。この2つのブースは韓国からの業者で、昨年まで多かった中国の業者は出店してませんでした。韓国の業者は、「デザイン、品質が中国製よりも優れてます」と強調してました。
四段目の写真は、タイ国にある結婚式場のブースです。日本人の挙式対象者をタイ国にまで旅行させ、現地で結婚式をあげさせるための宣伝をしてました。仏教の国ですから仏式の結婚式が主流ですが、他の宗教でも受け付けますと言ってました。ハワイやグァムで結婚式をあげることは珍しいことではないので、タイ国で結婚式をあげてもおかしくはありません。しかし、この見本市に来場するのは結婚式場を持った業者ばかりなので、結婚式場を結婚式場に宣伝するという不可思議な構図となります。出店する見本市を間違えたようでした。タイ人のマネージャーは、「ブースを設けたのですが、あまり関心を持たれなく、ブースを通過していく人ばかりです」と嘆いていました。そりゃそうでしょう、競争相手に宣伝してもだれも相手にしてくれません。
五段目の写真は、ブースには飾りは何もなく、パソコンとプロジェクターだけを置いていました。どうも、挙式をする人達へイベントやプロデュースを紹介する業者のようでした。せめてポスターなどでも貼ってみて頂ければ業務内容は判りやすくなると思うのですが。はたして、今回の出店で効果はあったでしょうか。
2010年8月9日