和服の概念を変えてしまうような想像力です。
この日のブライダルショーで私が感動したのはこのブースでした。この出店者の本業はヘアーデザインであり、結婚式場に美容師を派遣しています。昨今では、「特盛り」とか称して髪を頭の上に大きく持ち上げた奇抜なデザインが流行ってます。主に、水商売の若いホステスが主流ですが。そのような最新鋭のヘアーデザインと和服を組み合わせて、今までにない式服を提案しようとしていました。和服は花魁や歌舞伎役者が着るような派手で非実用的なものばかりで、こんな花嫁の姿を披露宴で見たら参列者ばびっくりするでしょう。しかし、これも時代の変化なのかもしれません。徐々にではあるが、こんな衣装、ヘアーデザインの結婚式も珍しくなくなるかもしれません。結婚式は伝統のある儀式ではなく、時代時代によって変わっていくもので、常に最先端のデザインを取り入れています。もしかしたら、十年後の結婚式では主流になる可能性があります。
2010年8月9日