建築業者も色々と研究開発しているのです。

　彩の国ビジネスアリーナには、不動産・建築関係の業者も出店していました。「中小企業」という枠で括れば、不動産・建築関係も同じジャンルに入るからでしょう。三井不動産や竹中工務店のような著名巨大企業とは対抗できませんが、規模は小さいがこの見本市に出店して顧客を開拓しようとしている企業があるのです。
　一段目の写真は日高市から出店した不動産業者で、毎年同じ場所に陣取って宣伝していました。派手な装飾なので目立ってました。工業製品の出品が主体の見本市に不動産業者が出店するのは場違いかと思われますが、結構成果があるようです。１軒の不動産の仲介がまとまれば、この見本市の出店料は十分にまかなえるからです。
　二段目、三段目の写真は、畳敷きの和室をフローリングに変えませんか、という畳屋のブースです。今使っている畳の表を剥がし、フローリングの板を畳床に貼り合わせるのです。老人が和室で車椅子を使用したい場合などに便利なんだそうです。
　四段目、五段目、六段目の写真は、愛犬と共同生活するための部屋のリフォームをしませんか、という提案の建築会社です。愛犬が住みやすいように、間取りや家具を設計するものです。これからは動物を癒しの対象として、室内で飼育することが多くなります。そのための専門のリフォームを提案しようとしていました。六段目の写真は、犬専用のシャワーで、こんな設備もあれば便利ということでしょう。
２０１８年２月２日