業界への新しい葬儀の提案がありました。

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葬儀の形式は進化していて、今までにはない葬儀用品が展示されてました。

日本人の葬儀に対する思考が変化してきており、葬儀の方法、手順も大きく変わってきています。暗い悲しいものではなく、一つの旅立ちと考えて来るようになってきました。そのため、葬儀社に提案するサービス、商材も進歩しているようです。
 1段目、2段目の写真は映像により葬儀を演出することを提案しているブースです。祭壇の周囲に動画を投影し、華やかではあっても映像と音響により見送りをしようとしたものです。無宗教のよる葬儀などが増えれば、このような演出も好まれるかもしれません。
 三段目の写真は、仏衣、いわゆる死に装束、を販売している業者のブースです。よく観察すると、4段目の写真にあるように、左側にはツーピースの洋装の仏衣も展示されていました。いままで、仏衣は和装かワードロープが大半でした。しかし、最近は和装をする女性は極めて限られきて、成人式か結婚式しか着ることがなく、馴染みが薄くなってきています。このため、これからは洋装が流行るのではないか、とこの企業は考えたようです。多分、この判断は正解かもしれません。これからは多種類の洋装の仏衣が展示されてくるでしょう。
 5段目、6段目の写真は、オーダーメードの棺桶を受注する、という棺桶メーカーのブースです。棺桶には、数千円のものから数百万円のものまで多数種類がありますが、いずれも既成のデザインしかありませんでした。このメーカーでは、喪主の指定したデザイン、絵柄の棺桶を提供します、と説明していました。この分野でも、喪主の好みを反映させるようになったきたようです。
2019年6月29日