一段目の写真では、外人が何やら花の模様を持っていますが、これは大根、人参などの食材を使って各種の飾り物を加工する実演をしているブースでした。ドイツから来た職人で、現地では宴会でのテーブルなどに飾りつけするのだそうです。このブースでは、飾り物を造るための各種の道具を販売していました。ドイツでは昔から使われていたそうなのですが、最近になって日本の輸入されているようです。
三段目の写真はなんとも不思議な商品を展示してました。丸い穴が開いた装置なのですが、これは缶コーヒーを温めるのだそうです。缶コーヒーを穴に入れてスイッチを入れると30秒で適温に加熱されるのだそうです。構造は何とIHヒーターなのです。缶自体を温めるのですから加熱が早いのです。但し、鉄缶は加熱できるのですが、アルミ缶は加熱できません。こんな小さなものにまでIHの技術を応用するのですから、日本の技術力には驚かされました。
五段目の写真は業務用のミキサーなのですが、価格が13万円もします。一度に1.8リットルも攪拌できるからです。よくよく見ると、六段目の写真にあるように、攪拌部分が四角形となってます。家庭用ではこんな構造のミキサーはありません。四角形にする理由は、角型アイスを切断してシャーベット状に加工するためです。四角形にしないとアイスが回転するだけで切断できないからだそうです。これは業務用でしか売れない商品なのでしょう。
2011年3月15日