建築・内装・店舗設計・インテリアなどの業界に関係する「ジャパン・ショップ」にでかけてきました。この小売り店・飲食店などの店舗に関する業界が対象であり、建築や内装業者を対象としているのですが、一般住宅の業者ではなく、店舗を媒介にした業者を対象としていることが特徴です。つまり、建築業界の人達の中でも、店舗の新築・改築を専門にする人を来場者と考えている見本市なのです。一番目の写真は会場入口に掲げられた風神雷神の像で、こんなに凝った入口の飾りは始めてでした。
内装関係の見本市なので建材の業者も出品していました。二番目の写真はパネル材の見本を並べたブースなのですが、一見すると木材のようであり、その表面はやはり木材のように凹凸があって、触ってみた感じは木材と錯覚します。しかし、これは塩ビを素材としたプラスチック製の加工品なのです。視覚、触覚ともに本物と間違えるほどの出来ばえでした。ただし、この商品は韓国製です。韓国は朝鮮戦争で山林が失われたため、本物の木材が高価となり、このような商品開発をしたようです。
四段目の写真は高知県から出店した店舗向けの家具メーカーであり、提携している工務店より既製品或いは特注の家具を販売しています。このブースでは五段目の写真のようにミニチュアの家具を展示してました。このミニチュア家具を工務店に貸し出し、顧客と工務店が商談をする際に利用できるようにしてました。本物と同じヒノキの素材のミニチュア家具を図面の上に並べ、「出来上がった店内はこんな配置になります」と工務店が説明していくのでしょう。
2011年3月20日