こんな機械は何に使うのだろうか。
山形の芋煮会には利用できるだろうが。
食品の製造に関する機械を展示した『食品機械工業展』でみかけた『野菜の球形切断機』です。
里芋や人参などを上の開口から投入すると、全て同じ直径の球形に加工できるものです。里芋の周りの皮を切断するのは芋煮などの用途が考えられるが、人参や大根などを球形に加工しても何に利用するのだろうか。病院などで、食事療法を行っている場合には重量が均一となるためカロリー計算が単純になる効果があると思われる。それ以外には、野菜を球形にすることの特にメリットは無いと思われるのですが。
しかし、野菜を球形に加工するだけ、という機械は世界に無いため、どこかの国では必要と考えるかもしれません。例えば、宗教上の理由で、球形にした野菜であれば素材を問わずに食事しても良い、という掟がある国なら売れるかもしれません。
2005年6月9日