毎年開催されている「健康博覧会」と言う見本市に出掛けました。健康に関するものなら何でもあり、という見本市で、今年で30年というのでそれなりに人気があるようです。人が生きていく上で健康が大事ということで、会場ではどちらかと言えば中高年の人達が多いように思われました。二段目の写真は会場内の風景ですが、昨今の不況にもかかわらず、人出は極めて多いように思われました。しかし、小売店やバイヤーではなく、一般消費者の来場が多いようで、出展者にとって商談が成立したかどうかは不明です。例年なら、健康食品や自然食品の出展者が目立つのですが、今年は健康器具や健康用具のブースが多かったような気がします。消費者は金をかけないで軽い運動や体力維持をしたがっているのでしょう。
三段目の写真は運動用具を販売している会社のブースで、簡単な補助器具(多くは1万円以下)を使って体を動かす指導をしていました。この手の補助器具は毎年新製品が出ていて、面白い商品を開発しているようですが、消費者の方が飽きっぽいので新型を提供しなければならないのかもしれません。四段目の写真は足首をマッサージする実演をしていました。健康サンダルの販売会社のようです。五段目の写真はアメリカから来たダイエットの会社で、ここの食品を食べると無理なく痩せるのだそうです。パネルにあるのはダイエットの前後を示すもので、太いズボンが細くなりました、という事例を示していました。側に立っている女性がその本人で、実際に痩せましたということをマネキンのようにして説明してました。女性にとっては痩せることが人生の遠大な目標なのでしょう。六段目の写真は数年前から流行ってきた水素水という代物で、水素が混じった水を飲むと健康になるのだそうです。私にはその理論が理解できないのですが、類似する商品を販売しているブースが多かったので、実際に購入している人も多いのでしょう。
2012年3月19日