日本トラックショーが開催されました。

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トラックをテーマにした地味な見本市ですが、日本の物流を支えています。
昔流行ったデコトラはありません。


 現在(平成17年10月24日)に、幕張メッセでは「東京モーターショー」が開催されている。新聞などで広告が掲載されているので、新車やコンプセトカーを見るために家族連れで出掛けられた方も多いのではなかろうか。丁度同じ時期に、東京ビッグサイトで「日本トラックショー」が開催されていることをご存じの方は少ないであろう。「日本トラックショー」は2年に一度開催される小規模なもので、運送会社や企業内の車輛部門の担当者が来場している。地味な見本市であるが、ここで展示されたトラックやバンが日本の物流機構を支えているのである。
 上段の写真は新型トラックの説明である。モーターショーのように水着姿のコンパニオンや美女群はいません。極めて健全で地味な展示です。しかし、来場者は仕事で使う実用性のあるトラックの商談を目的としているので、派手なコンパニオンなどは必要がないからでしょう。しかし、ここで販売されている営業車は一台数千万円もするものもあり、個人需要のファミリーカーとは桁が違ってます。
 中段の写真は、アメリカのトラクターであり、「コンボイ」と呼ばれている。映画で上演されたことがあるのでご存じの方もいるであろう。日本国内の車検を持っており、公道を走行できる仕様になっている。同型のトラクターは国内に2台あるとのこと。このコンボイを所有する会社は、トラックに使用する各種のアクセサリーを販売するのが業務である。全国各地で開催される展示即売会にこのコンボイで出掛けているそうだ。いわば、アクセサリーの販売のための広告塔であるが、価格、維持費からすれば社長の道楽のようなものである。
 下段の写真は重量物を運搬するための特殊仕様のトレーラーである。車輪が全て油圧で舵切りすることができ、車体を平行に移動させることができる。タンクや建造物などの重量物を微妙な位置に移動させることができる。こんな特殊車を間近で見ることができるのはトラックショーだけである。
平成17年10月24日