中小企業総合展  売れる商品は

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会場を見て歩くと、これから売れ筋の商品があります。
売れそうな商品を見つけると嬉しくなります。


 中小企業総合展では、中小企業が開発した新商品が発表されてますが、玉石混同です。売れそうな商品かそうでないかは来場者の眼力によって判断されるでしょう。私が判断した売れる新製品を3つ程選んでみました。
 上段の写真は、カツラの自動洗濯機です。電器釜のような容器の中にクラゲのように納められているのがカツラです。私自身としてはあまり使いたくない商品ですが、世のなかにはこれのお世話になっている男性が300万人いる、と言われています。汗をかいて埃のついたカツラを自動的に洗濯してくれる機械はカツラ愛用家にとって便利でしょう。定価は16万8千円とのことでしたが、もっと高くても売れるでしょう。
 中段の写真は、断面が三角形になった爪楊枝です。2月に放映された「ガイアの夜明け」で紹介されたものです。中国製の安い爪楊枝に対抗し、飲食店向けではなく、薬局などに向けて販売していくそうです。価格は中国製の10倍以上する高付加価値商品です。中小企業は、こんな独創的な商品を開発していって欲しいものです。
 下段の写真は、光る手すりです。細長い中空の棒の中に蛍光灯が入れてあり、夜間に人が近づくと棒全体がほのかに光り、手すりのある場所を知らせることができます。足腰の弱った老人が夜間にトイレに移動する場合などに役に立つでしょう。老人介護のために自宅を改造したり、擁護施設の廊下に使うと効果が出るでしょう。しかし、このような便利商品はマネシタ電器などがいち早く取り入れ、自社の販売ルートで売り出すことも予想されます。大手電気会社からの参入を防止する対策が必要となるでしょう。
2005年10月25日