後楽園ドームで開催された「世界らん展」に行ってきました。
蘭の栽培は趣味の中でも高級なものです。
見本市とは少し違うのですが、東京ドームで開催されている「世界らん展」に出掛けてきました。「花」という対象物に限定した展示会は少ないもので、その中でも「蘭」という種類に限定したものはこれだけであり、毎年開催されてます。主催者は読売新聞、NHKであり、協賛者は資生堂、ミキモト、住友生命などの超大手企業ばかりという展示会としては特異なものです。特に、半官半民のような固いNHKが主催している展示会はこれだけではないかと思われます。或る情報によれば、蘭とう花がテーマであり、高貴な趣味のイメージがあるためNHKが乗り気になった、とのこと。
花の中でも蘭の栽培は高級な趣味のようで、それなりの同好の方が多いようです。趣味のすそ野が広いため、観覧者も多いために展示会が成り立つようです。この展示会では高級な欄が多く展示されていることから、一見の価値はあります。欄という花がこんなに種類があるのかと驚かされ、花屋で売っている欄はホンの一部の種類であることが理解されました。見事な大花を咲かせるためにプロ、アマチュアが精根込めて育成しており、その情熱には驚かされます。
2006年2月18日