世界らん展  その2

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即売会も併設されてました。
品種が多いのと比較的安価なのでほとんどの来場者が購入していました。


 「世界らん展」では、一般から募集した蘭の花が多数(びっくりする位の数ですが)展示されていました。これらの花は審査員により品評され、優れた花の出品者は表彰されています。一等、二等などの蘭の花は素人が見ても美しいもので、日頃花屋で見ている蘭の花とは月とスッポンの違いがありました。
 このような、見せるための展示された蘭の花とは別に、会場の半分位の広さには細かなブースが設けられて業者による即売が行われています。全国、全世界の蘭の園芸農家が出店していて、花や苗を販売していました。この即売が目的で、らん展に来場される人も多いようです。(9日間で45万人!)
 業者が販売している花や苗では、千円程度の手頃なものからお好みで色々出品されてました。驚かされるのは、高額な苗が平気で売り買いされていることでした。二、三千円程度のものは平板に無造作に並べられております。よくよく見ると、奥の方には高額な苗が展示されてました。私の観察した中で一番高額な苗は95万円でした。この他にも、30万円、50万円の苗があり、その高額さに驚かされました。多分、それなりに美しい花を咲かせる苗ではないかと思うのですが、万一育成に失敗して枯らしてしまったらどうなるのか。という疑問は趣味の世界に無い私からの取り越し苦労でしょうか。それだけ蘭の趣味は奥が深いのでしょうか。
2006年2月18日