塗料業界の大イベントです。日頃は塗料・塗装は無縁なのですが、ここに来場すれば日曜大工の知識が十分身につくはずです。
4年に一回開催される塗装の見本市である『ペイントショー』で、塗料・塗装業界が開催しています。日本塗料工業会、日本塗料商業組合、日本塗料工業会、日本塗料協会の4団体の合同による主催ですが、そもそもこんなに業界団体が必要なのでしょうか。合同で見本市を開催するより、主催者を合併して一団体にした方が早いのではないかと考えるのですが。まあ、塗料業界の4年に一度の大イベントであり、商談を目的とするよりも塗装の産業について一般の人に理解して欲しいためのお祭りでしょうか。そのため、この見本市では関係者だけの制限はなく、業界とは無関係の一般客も来場を許可しています。業界が社会へのアッピールするイベントのようなもので、会場内には素人が参加できるようなワークショップなども併設されています。
塗装であることから塗装の道具を製造する会社が出店しており、2段目の写真は刷毛を製造するメーカーのブースです。用途により各種形状がことなる刷毛が展示されてました。3段目の写真は、刷毛のメーカーが参考出品した最高品質の刷毛で、2本で10万円のお値段です。最高級の馬の毛を使い、最高の技術を持った職人が製作したとのこと。プロが使うと持ちやすく、使い易いのだそうですが、このお値段ではプロでもちょっと手が出ません。
4段目、5段目は一般来場者向けのワークショップで、ペンキでオリジナルの額縁を作ってみよう、というものです。日頃はペンキとは無縁の来場者(時間を持て余した高齢者が目立つのだが)が個性のある額縁の製作に取り組んでました。
2006年4月8日