4月は見本市の報告ができませんでした。
これからが見本市のシーズンです。毎週必ず更新しますのでご期待下さい。
久しくホームページの更新をせず、皆様にご迷惑をおかけしました。今月から力を入れて見本市での取材を掲載していく予定です。一年を通した見本市が開催される月別の状況を分析すると次のようになります。
1月→仕事始めであり、ほとんど見本市は開催されません。しかし、「釣り具」の見本市だけは毎年この月に開催されてます。冬季は寒いため釣りマニアは外出しません。この頃に新製品を仕入れ、マニアが活動を開始する春先にタイミング良く商品を店頭に並べる準備ができるためかもしれません。
2月、3月→「レジャー用のボート、ヨット」、「空調設備関係」、「建材、建築資材関係」、「ホテル、レストラン関係」の見本市が目立ちます。ボート関連の見本市は釣り具と同じで、春から夏にかけての海浜レジャーの季節に合わせたものでしょう。3月になると建材、建築関連のバタバタと開催されるのは、4月から住宅の新築が始まるからでしょうか。
4月→大規模な見本市である「ブックフェア」が開催されますが、新学年が始まるためでしょう。その他には電子工業関係や計測工業関係の見本市が目立ちます。しかし、見本市の数はそれほど多くありません。企業では新卒の社員が入ったばかりで、商談よりも会社の組織編成の方が忙しいからでしょうか。
5月、6月、7月→古典的な見本市の「ビジネスショー」があり、その他には産業廃棄物関連の「環境展」などの細かい見本市が沢山開催されます。この季節が一番見本市の多いじきです。春になって外出するには気候が良く、見本市の第一のシーズンと言えます。
8月→全く見本市がありません。お盆となり、高校野球や帰省があるため見本市に出掛ける人が少なくなるからでしょう。それでも8月の最終の週になると2、3の見本市が開催されますが、残暑が厳しいので期待できません。
9月→後半になると涼しくなるためか、各種の見本市が開催されます。不思議なことにこの月は官公庁や自治体主催の見本市が目立ちます。これは官公庁の年度予算の関係からと思われます。4月にその年度の予算が決定され、「中小企業総合展」などは半年後の9月に開催されるのではないかと推測されます。
10月、11月→外出するには気持ちの良い季節となるため、各種の見本市が開催されます。「フラワーショー」、「国際福祉器具展」、「自転車展」などがあり、旅行の季節を感じてか「世界旅行博」などもあります。見本市が二番目に多いシーズンです。
12月→師走と呼ばれる月であり、どの企業も忙しくなるため見本市は極端に少なくなり、全く無いと言ってもよいでしょう。ただし、結婚産業関係の「ブライダルフェアー」はこの月に開催されてます。多分、翌年の春の結婚シーズンに向けての商談が多いからでしょう。
というように月毎の見本市の数と特色を説明させていただきました。今月から私の取材も忙しくなり、毎週どこかの見本市会場に出掛けなければなりません。すると、見聞した出店社の数が多くなり、このホームページでの掲載も増えることになります。皆様、今月からの私の報告をお楽しみにお待ちください。
2006年5月12日