美容器具も後進国からの追い上げがあります。
国産はより高級品の路線になるでしょう。
パキスタンからの出店者で、美容関係の道具を販売していました。パキスタンからの出店は数社あり、何れもハサミ、爪切り、ピンセットなどが主な商品です。私も知らなかったのですが、パキスタンはこのような美容関係の道具の大生産国であり、ヨーロッパ、アメリカなどに大量に輸出しているとのことです。素材のステンレス、鋼材は日本やヨーロッパなどから輸入し、加工だけをしているようです。
日本製に比べると造りが未だザツであるため、日本には本格的には入っていません。安価なために、学生の実習用などではすでに販売実績があるそうです。ヨーロッパ、米国などでは安価なことで、安い美容院やエステサロンなどで使用されているらしい。パキスタンでも遅かれ早かれ技術が向上することから、日本にも大量に入ってくることは予想されます。
この手の道具は中国製が多いのではないかと思っていたのですが、パキスタンが世界の大生産国であることは気がつきませんでした。多分、中国などにも輸出しているのではないでしょうか。
2006年5月27日