レジャー&サービス産業展にはありふれた商品が出店されてました。
大企業では絶対に製造していないのです。
「レジャー&サービス産業展」では、簡易型のジム機器が出店されてました。スポーツジムやフィットネスクラブには必ず機械で肉体をトレーニングするジム機器が設置されています。しかし、それらの多くは大型で高価なものでした。この会社では、機能を省略し、安価なジム機器を販売していました。但し、フットネスクラブに向けて数種類の異なったジム機器を一括販売しているのであって、一般家庭向けには販売していません。
最近のフィットネスクラブでは、シャワーを無くして設備を小さくし、投下資本を少なくした小型の店舗展開が増えています。駅前の小さな広さのビルで直ぐに開業できるのを狙ってます。クラブの会員からすれば、豪華なシャワーや休憩室などは不用であって、気軽に汗を流せるのであればそれで十分なのです。そんな要望のためにこのようなパイプ製の簡易なジム機器が開発されたようです。
下段の写真は街の雑貨屋とか駄菓子屋の店頭で見かけられる占い販売機や千社札販売機です。コインを投入して、必要なデーターを入力すれば占い札や千社札が出てくるものです。全国のどこでも見かけられる自動販売機なのですが、実際に製造し、販売している会社は名も知れない小さな会社なのです。ただ、利用しているお客にとっては、誰が製造して流通させたか、は知るよしもありません。それでいいのです。このような目立たないヒット商品は静かに、黙って売れていくのです。
2006年10月14日