ブランド、キャラクターでは何でもライセンスできる時代です。
「ライセンシングアジア」の会場で見つけたライセンス商品です。クッションに医薬品のブランドをプリントしたもので、クッション以外の商品にもブランドを印刷したものもありました。この会社では、日常見かける医薬品のブランドを医薬品以外の商品に使用するためのライセンシングをしていました。何時も見慣れた龍角散や宇津救命丸のパッケージがそのまま生活用品に印刷されていると、何か新鮮な感じがします。要するに、アンディーウオーホールがキャンベルスープの缶をそのまま描写したのが美術品になるのと同じ理由でしょうか。
このライセンシングの企業では、国内で昔から使われている家庭常備薬に絞って商品化しているようです。現在は何でもライセンスの対象となるようで、どのようなブランド、著作権をどのように加工して商品化するかが勝負のようです。この他に、有名企業のブランドをTシャツに印刷し、その企業から広告料を徴収することで利益をだしている企業もありました。
2006年10月27日