ラブホテルのランニングに光熱費は大きなものです。
経費を安くするために経営者は必死です。
レジャーホテルフェアの会場で目立つのは、「省エネ商品」「節水商品」である。ラブホテルを利用するアベックは必ず風呂を利用する。また、一部屋が一日に2回転、3回転するため、その都度風呂には給湯されることになり、ホテルに設置したボイラーは一日稼働することになる。また、客室内でのアベックは裸になるため(利用の目的がそれなので)、冬季には部屋全体を暖房しなければならず、暖房のためのエネルギー消費が極めて大きいものである。ラブホテルの経営において重油、電力への支払い費用が大きなウエイトを占めることになり、経営を圧迫する原因となっている。このため、ラブホテルのランニング費用を下げて、利益率を向上させるためには省エネが経営者の大きな関心事となる。見本市の会場にはこういった省エネに関する商品やコンサルタントのブースがあちこちにみかけられ、来場者も熱心にブースで説明を受けていた。一段目の写真はボイラーでの重油の消費量を低減させるための装置が展示されていた。
また、ラブホテルに入室したアベックは、風呂場でシャワーなどを利用しているが、二段目の写真はシャワーなどの流量を制限する装置や道具を販売していた。ラブホテルの経営者としてみれば、アベックが風呂場でお湯や水が垂れ流しのように使用されることにやきもきしているのではなかろうか。
2008年8月7日