建築だけでは食べていけませんので、新規事業としました。
ある建設会社のブースでは、来場者が熱心に説明を受けていました。建設会社なので、ラブホテルの新築、リニューアルかと思っていたら全く違うものでした。この会社は盗撮装置の発見装置や盗撮機器を見つけるコンサルタントをしているのだそうです。ラブホテルで問題となっているのが、客室内の盗撮です。犯人が予めラブホテルの客室に盗撮用のカメラを設置し、客室内の出来事(当然、素人の秘め事ですが)を撮影し、その映像を電波で飛ばすのです。その電波は100メートル位は飛ぶため、ラブホテルの近くで駐車して画像を録画することができます。こうして撮影された客室内の映像は、密かにコピーされてDVDなどで販売されているのです。このような盗撮映像は好き者にはたまらない絶品であり、ヤミでは高額で売買あれているようです。だが、盗撮があるとそのラブホテルの信用にもかかわり、客足が減少することになりかねません。このため、この建設会社では、盗撮している電波を検知し、盗作器具を発見する業務を行っていました。
建設会社では、公共土木事業や住宅建設不況のため、新たにこの事業部を立ち上げて営業展開するのだそうです。建設会社も大変な時代になってきたようです。
2008年8月7日