自分の箸を使うことが省エネになるかもしれません。
居酒屋での飲食には箸がつきものです。当然のように箸の問屋も出店していました。その中で、この箸のブースでは変わったことをしてました。箸と箸を包むふくさと名札をセットにした「マイ箸」を販売していました。割り箸では木材を消費することから、自分用の箸を使い、省資源に寄与するのだそうです。
居酒屋の馴染み客にこのセットを購入してもらい(或いは、居酒屋がプレゼントしたりして)、名札に馴染み客の氏名を記入して居酒屋が保管するのだそうです。使った箸は居酒屋が洗ってふくさに入れ、次に来店するまで店内で管理してくれるのだそうです。喫茶店では自分用のマイカップをキープしてくれるし、スナックでは洋酒のボトルをキープしてくれるのだから、マイ箸のキープもあってもおかしくはないでしょう。
ただ、本音を言えば、居酒屋で省資源と称してマイ箸のキャンペーンをするのは、馴染み客の固定化が目的のようでした。馴染み客が何度も足を運んでくれることを期待しているのです。しかし、マイ箸が一つの流行りとなって、あちこちの居酒屋に名札付きのマイ箸が飾られているのも遠い話ではないでしょう。
2008年9月17日