自由に音楽を変えることができるのが優れてます。
小さな音で音楽が流れてくると思ったらオルゴールの出品があった。この小さな箱の中にオルゴールの駆動部分があるのだが、単純なオルゴールではなく、コンピューター制御で鳴らせる構造となっていました。従来からあるシリンダー型のオルゴールでは一つのシリンダーで一つの音楽しか演奏できないのが致命傷でした。このオルゴールでは、音を出す櫛の歯状のピンはそのままなのですが、そのピンを弾く爪がそれぞれ単独でコンピューターにより制御されていて、メモリーに音楽データーを記憶させておけば曲の変更が自由になるというものでした。
従来にはないオルゴールであり、20本以上ある爪はそれぞれソレノイドで制御されるのですから複雑で精密な構造となります。価格はこの箱の大きさで90万円以上となっております。しかし、このような趣味の世界の人達にとっては、この程度の価格なら出しても構わないと考えるでしょう。世界中に広告するのであれば毎月百台は売れていくと思います。
2008年12月8日