レストラン、飲食店には必須の見本市でしょう。

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飲食を主な業務とする人たちがお世話になる見本市です。


 「国際ホテル・レストラン・ショー」にでかけてきました。略称は「ホテレス」で業界では通っています。同じ会場には「フード・ケータリングショー」「厨房設備機器展」も併設されていて、食事に関する業界の全てが出ています。ホテル、レストランの業界人が対象かというとそうでもなく、一般の飲食店、居酒屋、そば屋などの独立店舗の経営者も来場しています。食事、料理に関する業界はすそ野が極めて広いものであり、従って、金属加工の業者、陶磁器関係の業者、食材の問屋などのありとあらゆる企業が参入しているのです。私は毎年でかけているのですが、思わぬ商品と出会うことができるので、私の好きな見本市の一つです。
 この見本市では、東京ビッグサイトの東館の1から6のホール全てを借り切っていますが、それでも出店者は多く、小間割りも小さくて沢山あります。今年は849社が参加していました。これだけ出店者の多い見本市はギフトショー以外には少ないでしょう。
 料理に関する商品が並べられているので、当然、調理するための包丁を販売する企業は沢山出ていました。包丁だけでずらっと並べられていて、プロ用の商品はこんなに種類があるのだと感心しました。
 三段目の写真は業務用の炊飯器で、上の四角い箱が米びつであり、中段には洗米機があり、下段には炊飯釜があります。現在ではどこの飲食店にも備えつけられていて、全自動で白米から飯を炊きあげることができるすぐれものです。カレー店や牛丼店の裏側には必ず設置されていて、人手をかけずに飯が炊きあがってきます。こういう機械を見ると、何だか味気ないのですが、料理店では人件費を節約するためには仕方がないでしょう。
 四段目の写真は容器のブースです。これらは瀬戸物ではなく、プラスチック製であり、出前や弁当などに使われています。毎年新製品が出るのですが、遠くから見ると本物の瀬戸物のように錯覚するほど良くできています。
 五段目の写真はレストランでのテーブルウエアーを配置したときの見本であり、このように食器、リネンを配置するといいです、という展示です。この会場に来れば、レストラン、料理店に必要な食器、雑貨など全てが一括して揃えることができます。中には、新規開店のため、店内で使用する機材、資材をまとめて買い入れる人もいるようです。
2009年3月1日