まさか、外国製の備長炭だとは気がつかないでしょう。

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居酒屋の店内は外国製品となるでしょうか。


 焼き鳥屋に欠かせない備長炭を展示するブースがありました。商品名は「羅王備長炭」であり、何だか国産の炭ではなさそうでした。よくよくみると、何とラオス製でした。はるか遠くのラオスで備長炭が焼かれているとは、飲み屋のお客は知るよしもありません。これは日本の技術援助の一環で、現地で炭を焼かせて外貨を獲得するためのものなんだそうです。
 そうなると、安い居酒屋では、ラオス製の備長炭でタイ製の冷凍焼き鳥を焼き、それを焼くのは留学中の中国人という図式も成り立つことになります。こうなると、東京は国際都市という名称を越えて、何でもかんでも国際輸入都市、ということになりそうです。
2009年9月19日