段差を登るには便利です。

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一般に普及しないのはどこかに問題があるのでは。


 一段目の写真にある車椅子の前輪を良く見て欲しいのですが、前輪が二重になっていて、下段にある車輪が斜め下に位置させてあります。この二重の車輪により、段差を移動する場合には上の車輪が先ず段差の上に乗り上げ、次いで下の車輪が段差の上に引き上げられるので凹凸がある道路でも移動が簡単なのだそうです。
 良く考えられているのですが、病院などの廊下には段差を付けないように設計されていて平坦なはずです。わざわざ余分な車輪を取り付けると重量が重くなるばかりか、故障が多くなると推測されます。
 そうすると、どんな場合にこの発明品を利用するかと考えてみましたが、かなり特殊な用途でしか生かせないでしょう。車椅子に利用するのではなく、もっと特殊な車両に応用すべきではないでしょうか。
2009年12月11日