核家族化の現れでしょうか。

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遺骨を身近に置くことが日常的になってきたようです。


 一段目の写真は各種のペンダントですが、これはアクセサリーではなく遺骨を入れるためのものです。二段目の写真にあるように、ペンダントには穴が開けてあり、ここに遺骨を入れてネジ止めして収納するのです。数百種類のデザインがあるそうで、こうなると葬祭用品の展示ではなく、アクセサリーの展示場のようです。今年の特徴として、「手元供養」を表示するブースが目立ってました。三段目の写真は雑貨店ではなく、全て遺骨を収めるための道具なのです。小さなガラス瓶であったり、指輪だったりします。手元供養が増えてきたのは、墓地を買わずに身近においておく習慣が増えてきたのではないかと思われます。葬儀が家単位であったのが家族単位となり、お別れの儀式が縮小化していったからではないでしょうか。四段目の写真はスワロスキーを貼った骨壺です。ピカピカと輝くものであり、机の上に置いていたなら骨壺とは判らないでしょう。子供の遺骨用に製造されているのですが、結構人気があるとのことでした。これからは葬祭用品も大きく変わってくるのではないでしょうか。
2010年7月14日