おしゃれでないと売れません。
今年の国際福祉機器展の出品で目立ったのは、杖を展示しているブースが多くなったことです。従来の介護用杖は中国製の安い商品ばかりでしたが、今回は個性的な杖があちこちで見かけられました。
一段目、二段目の写真は、杖の先端に被せるゴムキャップで、そのゴムキャップの周囲にスワロフスキーのガラス玉を埋め込んであります。杖の先が光るのです。お洒落と交通安全を狙ったのでしょうか。
三段目、四段目の写真は、杖の握り近くに有田焼の陶器を組み込んだものです。アクセントとして利用しているのですが、なかなかシックです。これからは介護用品もお洒落なものの需要が増えてくるでしょう。
2010年10月17日