国内の米価が下がってきていて、輸入小麦粉の価格が高くなってます。このため、政府は米粉の利用を促しているようです。今年のラーメン産業展では米粉を加工した商品が目立っていました。米粉も小麦粉も同じ穀物類なので、麺にしてしまえば同じようなものですが、試食してみると腰が強く、小麦粉のような歯切れはありません。うどんとは別のジャンルの料理と考えた方がいいのではないかと思われました。
一段目の写真は白米から米粉を製造する機械を展示しているブースで、小麦粉を製造するのとは少し規格が異なっているのだそうです。二段目、三段目の写真は米粉から製造した麺、パスタ、餃子の皮などです。食料の自給率を高めるためには、家庭の食卓も変わってくるのではないでしょうか。
2010年11月1日