変わった商品も見かけられました。

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 今年のホテレスジャパンに出品された商品で目立つのは、防臭、防煙を目的とした機械でした。昔から焼き肉店では近隣に煙が伝わらないために、防臭、防煙のための対策が設けられていましたが、最近は他の業態でも利用されてきているようです。例えば、ラーメン店、居酒屋などでも防臭、防煙装置が導入されているようです。以前に比べて煙や匂いに対して近隣の人達が敏感になってきているからでしょうか。設備については特に目新しいものではなく、生産工場や企業では粉塵を除去する装置があり、それらの機械を転用してだけのものも多くありました。しかし、こうなると、飲食店でも巨大な設備を導入しなければならなくなってきたようです。
 三段目の写真は、ご存じ「五エ門風呂」です。鋳鉄で造られた巨大なお釜というもので、江戸時代から製造されていたものです。こんな古めかしいものが売れるか、と言えば、意外にも売れるらしいのです。地方では現在でも五エ門風呂を使っている家が結構多いようで、毎年数百個は販売しているとのこと。こんな商品でも需要があるのです。
 四段目の写真は、風呂場で使う畳なのです。通常、風呂場はコンクリート床かスノコ床なのですが、柔らかい畳を敷きつめてみよう、という提案なのだそうです。当然、畳は藁では造ってあらず、畳床はスポンジ、畳表はポリウレタンの紐を編んだもので、防水性を高めてあります。温泉旅館などで施工することがあり、顧客に意外性を持たせることができるのだそうです。
2011年3月15日