この健康食品は超マジメな出品で、米穀店のブースです。「五穀米」と言う雑穀を混ぜた米、或いは雑穀を販売していました。白米だけでは健康に良くないため、粟、稗などの雑穀を混ぜて米を炊くことが流行ってます。というより、江戸時代は白米だけを食べるよりも麦などの雑穀を混ぜて炊くことが主流でした。昔通りの健康食品を復活させようと宣伝していました。
この雑穀米は根強い人気があって、毎年定量は販売できるそうなのですが、原料を調達するのが難しいそうなんです。出店者から聞くと、国内で流通している雑穀の90%は輸入物なのだそうで、この米穀店では地元の農家に頼んで雑穀の耕地を増やしてもらっているそうなのです。国内には休耕田も多いので、粟、稗、麦、蕎麦などの雑穀を増産すればいいと思われるのですが。国内の耕作地を変えていく必要がありそうです。
2011年6月30日