アイデアは良いのですが、ライセンスは万全でしょうか。

　会場の中央にそびえるのは「スカイツリー」の模型です。これは段ボールでできたもので、梱包会社のデモで出品されてました。この位の巨大な模型になると家庭で組み立てることはできず、学校や商店街などのイベントでしか利用できないでしょう。キットで販売する予定がるかどうかは聞き忘れましたが、販売するとすれば著作権が東武鉄道にあるため許諾が必要です。許諾がとれるかどうか問題です。
　二段目の写真で左側にある水槽のようなものは飲食店で揚げ物に使うフライヤーです。コロッケやカツなどを揚げるために使用するものですが、構造が変わっていて上半分に食用油が下半分に水が満たしてあります。食用油だけを加熱して高温にし、水は常温に維持させるのです。このように分離することで、食品を揚げる途中で分離したカスや不純物が沈下し、水の部分に落ちるのだそうです。そうすることにより、食用油を常に清潔にして酸化を防ぎ、食用油の品質を長引かせることができる効果があるのだとのこと。水槽の下部には金魚が泳いでいて、上は高熱であるが下は常温であるということを実証してました。しかし、油の下で泳いでいる金魚にとっては迷惑なことでしょう。
２０１２年３月８日