万年筆の模型を抱えた小菅庄七会長。
数量は少ないが万年筆のクリップも製造している。
東京都葛飾区 東京金属工業株式会社
ペンクリップを専業として六十年。
日常生活で紙にメモするためにボールペンが使用されている。ボールペンは戦前にハンガリーで発明され、アメリカで量産化されたが、日本で製造されるようになったのは1951年からであった。2011年には年間13億9千万本が生産され、鉛筆の2億5千万本、シャープペンシルの1億5千万本を抜いて筆記具ではトップである。ポールペンの生産量は2000年の18億9千万本をピークとして減少しているが、それでも毎年12~13億本の生産を続けている。パソコンが普及しても、メモするためにはボールペンの方が手軽であるからだ。このため、今後も生産量は大きく減少することはないが、大きく増加することもない、と業界筋では予想している。
この続きは拙著「くたばれベンチャー」をお読みください。
タイトル 「くたばれベンチャー!モノづくりニッチで起業」
出版社 株式会社秀和システム
定価 1500円(税別)
内容の詳細とご注文は下記のホームページをご参照下さい。
http://www.shuwasystem.co.jp/products/7980html/4593.html