色々と変化があって手作りの感じが楽しいのです。
「よい仕事おこしフェア」は関東地域で初めての信金共催の展示会でしたが、ちょっと変わった風景も見かけました。
今回の展示会では、震災復興が副タイトルとなっているので、東北の被災地からの出店が目立ちました。東北地方では一次産品が多いので、どうしても食料品などに偏ってしまします。一段目の写真は、駅弁や菓子類を即売するブースで、一般客はこれを目当てに来場していました。また、二段目の写真は米、酒、果物などの特産物を販売しているブースで、午後になると売れきれるブースも目立っていました。今回の展示会での特徴は、「試食はさせない」ところが目立ってます。このような食品を展示するブースでは、試食品を並べてあるのが多いのですが、一般客はこれを目当てにしてくる人が多いものです。この会場では、ほとんどの出店者が「販売」だけしていました。これはいいことではないかと思います。試食目当てに来場するような中途半端な来場者は元々商談には邪魔なのですから。夕方になると、各ブースには商品が無くなっていました。
三段目の写真は、コンパニオンの派遣会社です。美人が数名接客していました。しかし、コンパニオンが仕事おこしに役に立つかどうか疑問です。
四段目の写真は、何と寺院が出店していました。品川区にある摩耶寺という宗教法人なのです。出品しているのは、寺の御本尊でした。どのような理由で宗教が出店しているのかは尋ねてみたのですが回答不明でした。墓地も販売しているのですが、それほど積極的ではなく、檀家を募集しているのでも無さそうでした。展示会に参加してみて、盛り上げようという気分でしたのでしょうか。
そういえば、宗教の見本市や展示会は見かけたことがありません。そこで、この寺の総代に「宗教法人だけの見本市を開催したら面白のでは」と尋ねてみたところ、「そんなことをしたら大喧嘩になりますよ。例えば、キリスト教とイスラム教が隣同士で出店していたらどうなりますか考えてみて下さい。」と言われた。それもそうだな、と納得する羽目になりました。
五段目の写真のように、会場内では人だかりしているところがありました。何をしているのか覗いてみると、六段目の写真のようにプロレスをしてました。これはプロレスなどの役者を派遣させるイベント会社のブースでした。司会者の掛け声で役者が技をかけ、それなりに盛り上がってました。
2012年11月24日