初めての展示会なので不便なところも見かけられました。





来年からは会場を工夫されるといいでしょう。

 さて、関東地域で初めて信用金庫が共催して開催された展示会なのですが、どことなく通常の展示会とは違った不便さを感じました。まず、「よい仕事おこしフェア」という名称なのですが、何がこの展示会の主たるテーマなのか良く判りません。一読して会場の展示物の内容が理解できるものにして欲しいものです。例えば、「信金ビジネスフェア」とか「全国信用金庫優良顧客展示会」などのように。来場者にとってはテーマ名で出掛けるかどうかを判断し易いものなのです。
 一段目の写真は会場に入る前の注意書きです。何と、会場内にはトイレが無いのです。野球場なのですからトイレが場内にはトイレが無いのは当然ですが、トイレの度にグランドから外野席の上まで階段を昇り降りしなければならないのは不便です。
 二段目の写真は場内ですが、床は人口芝にシートを掛けたもので、ふわふわして歩きにくいものです。二段目と三段目の写真を比較されると判るのですが、出店しているブースの間隔が広狭となっていて、各ブースを覗いて歩くには不便です。これは野球場独特の地形に原因があります。おむすび型をしているので、ブースを綺麗に整列して配置できないのです。ブースの間隔が開いていると隣のブースにまで歩くのは不便で、間隔が狭まっていると通路を歩きにくいのです。東京ビッグサイトなどは、会場の地形が長方形となっていて、ブースを整列できるのでこんな不便さは発生しないのです。
 四段目の写真は商談ブースなんだそうです。ここでバイヤーが待機していて、商談を持ち込んだ企業と打ち合わせをするのだそうです。半密閉して、商談が漏れないようにするための配慮かもしれませんがここまでする必要はないかと思うのですが。バイヤーのブースも通常の前あきのブースで十分ではないでしょうか。
 この展示会は来年も開催される可能性があるのですが、会場の選定やブースの配置などに一考して欲しいものです。
2012年11月24日